用務院
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コンセプト

 “ヨウムイン”という昭和の時代を映し出す言葉の響きから、仕事の内容やその取り組む姿は自然に想像できます。
また、「院」は、それを司(つかさど)るところという意味合いで、これらを併せて屋号を『用務院』としました。

 コロナ禍の始まりの2020年頃から、授業の空き時間や放課後に、営繕を中心とした環境整備に取り組むようになりました。箱モノとしての学校は耐震化工事が進み、今後しばらくは使い続けることが可能です。一方、屋内にある教室、ドア(戸)、窓、棚などの素材は「木」が中心で、備えられてから50年以上が経過し老朽化が進んでいます。
買い替えれば済むものもありますが、できることなら修繕により使い続けることが望ましいと考えています。

 教室と廊下を隔てるガラス戸の戸車の交換、カーテンのランナーやフックの交換、キャスター付きホワイトボードのぐらつきの改善、掃除道具及び掃除道具入れの整備など、ひと手間をかけることで児童・生徒にとって過ごし易い環境を整えることができます。更に、事務室の環境整備や教材室・資料室の整頓など、教職員が快適に仕事ができるような労働環境の改善にも力を注いでいます。

 仕事の対象は学校が中心で予算も限られていることから、安価でお応えしたいと思います。個々の注文に対して、誠意をもって望みます。事務所(作業場)に不在の場合は E-mail でご連絡ください。



 作業をする上での基本姿勢
  • 可能な限り修繕し、物を大切にします。
  • 道具類は、使いやすく整えます。
  • 収納は、「収めて(隠して)探し出す」から「見て選ぶ」へと、仕事の質の向上に努めます。
  • 作品は、強度や素材を優先しながらも、楽しく使えるデザインを創造します。